元キャリアウーマンから、癒しの仕事へ

アラマキ ナナコ

サウンドセラピスト・コーチ

Nanako Aramaki - Sound Therapist and Wellness Coach

日本生まれ、カナダ育ち。
幼少期よりクラシックバレエを始め、10年間クラシックピアノを学び、音と身体表現に親しみながら感性を育みました。

マーケターおよびフラメンコダンサーとして、さまざまな国で多様なキャリアを重ね、ヨーロッパ・イギリスで10年以上過ごした後、コロナをきっかけに母国である日本へ移住。マーケティングエージェンシーでCOOを務めていましたが、キャリアの絶頂期に燃え尽き症候群を経験。積み上げてきた成功が、もはや持続可能ではなくなっていました。その経験が、サウンドセラピーとコーチングへのアプローチへと導き、今では活動の核となっています。

チェンマイで受けたサウンドセラピーのトレーニングを経て、2025年7月にZensōを立ち上げました。現在はNeuroLeadership Institute認定のブレイン・ベースド・コーチングの資格も取得し、日本初の企業向けサウンドセラピストとして活動しています。

Nanako Aramaki - Sound Therapist and Coach

2024年に燃え尽き症候群と適応障害を経験し、持続可能な働き方に変わる必要があると気づきました。その変化は一晩では起こませんでした。何ヶ月もかけて、思考のパターンを見直し、心身の健康に向き合い続けた末にたどり着いたのです。

健康は戦略として扱うべき。 健康は、受け身のままでは取り戻せないと感じました。 特に、達成意欲が高く、完璧主義から回復しようとしている人ほど。

また、日本では医師がメンタルヘルスに対して薬の処方のみを行い、セラピーやカウンセリングが一般的な医療の枠組みの中で提供されていないことに驚かされました。メンタルヘルスのサポートを受けること、助けを求めることへの根強い偏見が、今もなお存在しているようです。

「人々が心身の健康を取り戻すための、本当の意味での選択肢を届けたい。」そして、同じような経験をしている誰かにとって、自分の体験を通して回復が可能であることの証になればと願っています。

「私のミッションはシンプルでありながら大胆です。日本における燃え尽き(バーンアウト)を減らし、この国の働き方を変えていくこと。」

Nanako Aramaki - flamenco dancer sound therapist

サウンドセラピーを選んだ理由

キャリアの休止期間中、ずっと心の声を聞こえなくしていた雑音がようやく静まり、「本当はセラピストになって人を助けたかったんじゃなかった?」という声に耳を傾けられるようになりました。

そして初めてサウンドバスを体験したとき、これは日本で人々を支える力になると確信したんです。欧米的なセラピーのアプローチが十分に浸透していない、あるいは受け入れられにくいこの国において。サウンドセラピーなら、誰かに話す必要も、何かを打ち明ける必要もない。ただ横になり、音を浴びるだけでいい、優しいメソッドなのです。

音へのアプローチ

サウンドバスの届け方は、トレーニングと同じくらい、直感にも支えられていると感じています。

10年間にわたるクラシックピアノの研鑽が、音楽理論への理解という早い時期の基礎を築きました。その後、プロのフラメンコダンサーとしてのキャリアが、もうひとつの側面を加えました。生のパフォーマンスを通じて培われた、リズム感、動きの中の音楽性、そして即興性への理解です。

この、体系立てられた学びと、経験から培われたものという二つの軸が、クライアント一人ひとりに合わせたサウンドジャーニーの設計に生きています。サウンドセラピーの知識や技術だけでなく、特定の音色、音階、間合い、リズムの変化が、その場の空気をどう変えるかを理解してサウンドバスをお届けしています。

コーチングを選んだ理由

コーチングは、セッションで得た気づきを日常に落とし込むという、実践的な部分でサウンドセラピーを補うサポートだと思い、提供することにしました。音だけでは、その気づきを自分の力だけで統合していく必要があります。私はクライアントが日々の生活の中で気づきを体現し、統合していくプロセスを支えられるよう、そのためのスキルを身につけたいと思いました。

コーチングへのアプローチ

NeuroLeadership Instituteでブレイン・ベースド・コーチングの認定を受け、エビデンスに基づいたアプローチでクライアントの思考を広げ、新しい習慣を築く手助けをしています。脳と潜在意識の働きにも強い関心を持っており、それはサウンドセラピーが潜在意識にアクセスする可能性と深く結びついています。

コーチとしての強みは、何より自身の経験にあります。何度も燃え尽きを繰り返し、ようやくそのパターンに気づいたこと、そしてCOOとして最後に迎えたポジションで適応障害を経験したこと。これらが、クライアントが今まさに向き合っていることへの、当事者としての理解につながっています。危険信号に気づかないまま突き進んでしまうことがどれほど簡単かも、身をもって知っています。3つの大陸にまたがるキャリアと、複数の言語や文化を横断してきた経験も相まって、幾度となく自分自身の変化を乗り越えてきました。

どんな壁も乗り越えていけると感じられる、安全な癒しの場を提供しています。

働く場所にウェルビーイングを

Nanako Aramaki corporate sound bath

企業向けサウンドバス
リーダーシップ・ウェルビーイング
リトリートやオフサイト

Zensōを立ち上げてから、燃え尽き症候群を経験したクライアントの多くが、その原因となった同じ環境へと戻っていくことに気づきました。仕組みそのものが変わらない限り、この問題は終わらないと痛感したのです。

その気づきをきっかけに、ウェルビーイング・ディレクターとしてRocklitのチームに加わりました。脳科学、エモーショナル・インテリジェンス(EQ)、そして日本の知恵に基づいたリーダーシッププログラムを提供し、自律神経から健やかなチームづくりを支えています。